朝夕めっきり冷えこむ季節となった11月9日(日)に、藤城小学校において令和7年度藤城学区総合防災訓練を開催いたしました。
あいにくの天気にもかかわらず、200名を超える多くの地域の皆様にご参加いただきました。

訓練当日の雨を想定して、すべての訓練を体育館と渡り廊下で行えるように、前日準備を済ませ本番に臨みました。
小さな子ども連れの親子の方やお年寄りまで、足元の悪い中でも避難所である藤城小学校へ歩いて避難してきていただきました。
地域の皆様方の防災への強い意識が伺い知れとても嬉しかったです。
例年通り4つの訓練を体験していただくべく、体育館では人形を使っての AED の習熟訓練と、倒壊物などに挟まれた人を助けるジャッキアップ習熟訓練、そして昨年度に藤城小学校の敷地内に埋設されましたマンホールトイレに設置する、上屋の組み立て訓練を行いました。
本来であれば、実際に埋設されたマンホールトイレの上に上屋を組み立てて説明をしたかったのですが、土砂降りの雨には逆らえず簡単な説明だけとなってしまったことは少し残念ではありました。
また、渡り廊下では実際の消火器を使っての初期消火訓練も行いました。
どの訓練にも参加いただいた皆様は、真剣に取り組んでいただきました。


最後の訓練は配給訓練です。
雨のため、初めて体育館での配給訓練となり、今までの導線とは勝手が違ったこともあり、若干の戸惑いを感じながらもなんとか無事終えることができました。


災害は天候など関係なく起きるものです。
そんな中でも我々は対応していかなければなりません。
そのためには日頃の「備え」が最も重要となります。
「転ばぬ先の杖」「備えあれば憂いなし」、今の備えがいざという時にきっと役に立つと信じ、地域が連携し日々の備えの大切さを今一度感じ安心・安全な藤城のまちづくりに努めてまいります。
今後とも皆様方のご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
訓練にご参加いただきました地域の皆様、並びに関係機関の皆様、お手伝いをいただきました児童スタッフの子ども達を含めたスタッフの皆様、雨の中本当にありがとうございました。
お疲れ様でした。
