実年会が担当している、藤城小学校3年生72名を対象にした総合学習「昔のくらし体験学習」の授業を、1月18日(水)の2時間目・3時間目・4 時間目に本館2階の西にある資料室で行いました。
この取り組みは、地域のお年寄りがゲストティチャーとなり、その昔実際に使っていたものや周囲の大人が使っているところをみた道具などを体験談を交えながら教えるもので、児童にとって学校の先生とは違った、学ぶ楽しさがあったのではないで
しょうか。
人数の関係で移動しやすいように「はがま・なべ等」「豆炭あんか・火鉢等 ・・・」 農「機具」「民芸品等」 の9つのコーナーに分けました。児童も1班2~4名の9班に別れ、時間が来ると次のコーナーに移動しました。時間は4分程度と忙しいものになりましたが、熱心に説明を聞く様子に、あっという間に終わった感じがしました。
説明を聞いて道具が実際に使用されていた頃の暮らしぶりも想像できたことと思います。今、身の回りにある便利な道具と昔の道具を比べてみて、進化の原理や工夫の基になっていることについていろいろ考えるきっかけになれば、大変うれしく思います。
「今日、教えていただいたことを社会に役立てたいと思いました」「昔の教科書の漢字と今の教科書の漢字が違った」「昔の方が工夫をして暮らしていたようなので楽しいと思った」等の感想も聞け、私たち高齢者も反対にスマホなどの現代の便利な道具に親しめるように勉強しなければと思いました。