令和6年11月24日(日)、藤城小学校において、令和6年度藤城総合防災訓練を開催いたしました。
2011年に起きた東日本大震災の年から始まった総合防災訓練も、年を追うごとに参加者は少しずつ減っていきました。
そんな中、今年は240名を超える多くの地域の皆様にご参加いただきました。

参加者は、「地域の集合場所」から安全な経路を通って藤城小学校に集団避難し、まず煙ハウスを体験した後、各自治会ごとにグラウンドに整列していただきました。
その後、4つのグループに分かれ、
①初期消火訓練
② AED を使った救命救急訓練
③ジャッキアップの習熟訓練
④マンホールトイレの体験訓練
の4つの訓練をローテーションで体験していただきました。
参加者の皆さんは、真剣な表情で取り組まれており、訓練の大切さを感じていただけたように思います。



その後、藤ノ森消防分団による放水訓練を見学し、体育館で避難所設営用具等の展示を見学の後、中庭にて食料配給訓練となりました。
災害時用のアルファ化米の調理訓練と、豚汁を作っての配給訓練です。
参加者は小雨の降る寒い中でしたが、受け取ったアルファ化米と豚汁を美味しそうに食べておられました。


今年の元旦に起きた能登半島地震や、8月8日に発表された南海トラフ地震臨時情報等、いつどこで大災害が起こるかもしれない中、私たちは災害に備えなくてはなりません。
「備えあれば憂いなし」いざという時に、今の備えがきっと役に立つと信じ、地域の皆様と連携し、防災意識の高揚と日々の備えの大切さを改めて感じていただく機会になれば幸いです。
ご参加いただきました地域の皆様、ご協力いただきました関係機関及びお手伝いのスタッフの皆様ありがとうございました。